迷える主婦でも、お役に立ちたい。

私の人生経験や日々の暮らしが、誰かのお役に立ちますように。

心療内科の先生に言われたこと。

5年前、私はパニック障害を患いました。

健康しか取り柄がなかったので、

その診断は、青天の霹靂。

 

心療内科には3年間通いました。

 

先生は

こちらの症状を笑顔で包み込んでくれる、話の上手な方でした。

その先生から言われた、印象的な話を今日は綴ります。。。

 

 

【エピソード1・あなたはシマウマ】

あなたはシマウマです。

ひろーいサバンナの草原で、なんのストレスもなく餌を食べています。

人間のように、変なしがらみに悩むこともないシマウマですが

唯一、1つの瞬間だけ

究極のストレスに襲われる瞬間があります。

それはどんな時でしょう?

  私『ライオンに狙われる時ですか?』

そうです。

その瞬間は、シマウマにとっての最大のストレスなんです。

シマウマは本能的に

心拍数をあげます(早く走れるように)

手足先端への血液循環量を減らします(もしガリっとされた時に失血を最小限にする)

ストレスに対して、適切な身体反応が起こっているのです。

人間にも同じことが言えます。

ストレス(恐怖)に対して、

心臓がバクバクしてきて

手足が冷たくなる...

 

今あなたに起きてる症状も、

動物が本来持っている、生きる為の本能が発揮されている証拠なんです。

でもそのままではカラダはしんどいと思うので

不安(ストレス)を抑えるお薬を処方しますね。

大丈夫、不安を抑えれば 症状は必ず落ち着きます。

 

 

【エピソード2・生きる主体は私か、主体は相手か】

ご両親は、ご存命ですか?

 『いいえ、学生時代に父が他界しています。』

なるほど。

 

家という絶対的な安心の場所(父と母)は

ココにいれば守られる

ココにいれば愛される

つまり

外で傷つくことがあっても

安心できる絶対的な場所(父と母)に戻れば

リセットされ、また外に飛んでいくことができる。

「私はどうしたいのか、何がしたいのか」と選択できる=自立

これは、生きる主体は“私”の状態。

 

一方、

バランスのとれない場所(父母いづれかが欠けている)は

相手の顔を見て、

自分がどう振舞えば生き延びれるか、を生きること と錯覚する。

これは、生きる主体は“相手”の状態。

 常に相手の反応の気になり、

 自身がなくなり、自尊心が低下する。

 トラブルが起きないように過剰に我慢する。

つまり、

“生きる主体が誰か” によって、

抱えるストレスも大分変わります。

主体が私か相手か、きちんと理由があるんです。

 

 

以上、こんなお話をしていただき

私の身に起こっている

不快な体調不良も、考え方も、

きちんと理由があるんだー!!

と、少しづつですが元気を取り戻していきました。

 

誰かの心にも響いてくれるといいな♪

 

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました♡